香港の病院と海外旅行保険

17 6月

前回の記事で書いたとおり、本日香港の病院について調べてまいりました。

今回は時節柄『万が一お子さんが被爆していた場合に、香港で被爆由来の体調不良が起きた場合にどのようなことが起きるか』についても突っ込んだ質問をしてみました。

香港にはいくつも病院がありますが、今回は日本語の通じる香港アドベンティスト病院を紹介します。

住所:40 Stubbs Road, Hong Kong

電話:(852) 3651-8888

ファックス:(852) 3651-8800

日本語ホットライン:(852) 2835-0509 (月-金 09:00-17:30)

場所はグーグルマップで確認していただけるように、少し辺鄙な場所にあり

ます。アドミラリティの駅から15,66,6の3つのバスで現地に行くことができますが、降りる場所が終点ではないのでタクシーのほうが無難かもしれません。私のオススメのハーバープラザリゾートシティからだと結構な距離があります。バスで最短の乗り継ぎで乗り換え一回ですが、乗り換えの時間などを考えると2時間近くはかかるかもしれません。

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みなさんの気になるであろう診察料ですが、仮に不安になるレベルの鼻血や熱などの症状が出た場合、診察代がHK$400から600、投薬まで入れておそらくHK$1000程度が目安との回答でした。また、日本語で対応してくださるスタッフの勤務時間は、日本語ホットラインでの対応時間と同じ、月曜日から金曜日の09:30から17:30までだそうです。日本語のできるスタッフは診療の時の通訳もしてくださるそうです。

気になる病院の設備ですが、ここはかなり新しい機材を使用しているそうです。しかし、放射性物質による外部被曝や内部被曝を検査する手段はこの病院にはないそうです。

現在調査中ですが、内部被曝量を測定出来るホールボディーカウンターがあるとすれば、香港では国立病院になるだろうとのお答えでした。また、空路で香港に来られる方であれば、空港で希望者は放射線量のチェックをしてもらえるとのことなので、外部被曝に関しては空港で測定してもらうとよいでしょう。

今回は、これらの医療を受けるに当たって、どのような海外旅行保険が適用できるのかを調べてみました。

DSC01226

香港で夏期講習をしますか?の企画では、すでに鼻血や甲状腺の腫れ、倦怠感などの症状が出ているお子さんを対象にボランティアの個別指導教師を派遣するものですが、このような『すでに健康被害の出ている子供たち』が海外旅行保険で現地の医療を受けられるのかを、AIU保険会社に聞いてみました。なぜAIUかというと、海外からスカイプでかけることのできる『フリーダイヤル以外の番号』が一番最初に目についたからです。

さて、AIUの回答ですが、海外旅行保険の一般的なパックにおいては『持病』とされる病気に対しては『31日以内の契約であれば、その症状が悪化した際に現地で受ける医療は対象になる、限度は300万円まで』のことでした。逆に1ヶ月を超える滞在についてはすでに症状の出ているお子さんの容態が悪化しても保険の対象とはならないようでしたので、鼻血や下痢、倦怠感などが続いていて、日本の病院で『完治』されていないお子さんは31日以内の滞在に留めることをおすすめします。

しかし、ここで一つ問題があり、日本ではまず認定されないであろう『放射性物質による健康被害』ですが、もしもこれらの鼻血や下痢などの症状が『放射性物質による健康被害』であった場合にはどういう事態になるのか?それについて本日2011/06/17の午前中に、AIU保険会社の電話相談担当の中村さんにお聞きしました。

答えは

『残念ながら、被曝による健康被害対しては保険の対象にはなりません

とのことでした。

つまり、本当に放射性物質の内部被曝による健康被害を受けた場合、基本的に香港の医療機関ではそれらの精査を行うことはできず、仮にそれらの検査が必要となってしまって内部被曝が発覚してしまった場合には保険の適用外になってしまうのです。

もちろんこの場合は東京電力を相手に訴訟という話になるのでしょう。

最後に注意ですが、海外旅行保険の適用が受けられるのは持病の場合は『症状が悪化した場合』で、通常の病気に関しては『症状が出た場合』にのみ有効です。現地で『不安だから検査受けるかな?』といった時は対象にならないので気をつけてください。また、契約前に電話で保険の内容について詳しく訪ねてみることをおすすめします。

被曝について特に詳しく調べたのは、東京が汚染されているとか、放射能で健康被害が出ているという根拠があるわけではなく、『2011/06/16東京新聞こちら特報部②-1』にて『子に体調異変じわり 大量の鼻血、下痢、倦怠感 「放射線と関係不明」 原発50キロ 福島・郡山は今』という記事を見たためです。一応、念のためということで。

 

 

追記

私のブログへのリンクの中で世界の医療保険について調べている方がいらっしゃいましたので追記します

海外旅行保険比較節約研究所ブログさんのブログです。海外に行く時に必須の保険の情報がありますのでぜひこちらも御覧ください。

個人的にはこのページが お気に入りで、主要国の医療費の例が海外に移住・避難する際に参考になると思います。

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コメント / トラックバック1件 to “香港の病院と海外旅行保険”

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  1. 香港で夏休みのステイを。学習ボランティア募集概要とホテルの空き状況(・∀・) « 逃亡中@香港のBlog - 2011年6月19日

    […] 3,4の条件は海外旅行保険の記事を見ていただければ理由がわかると思います。診察で保険が効かなくなるとかなり厳しい物がありますので、ご注意ください。 […]

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